ゲノムの解析は「私」の世界をどうかえるのか
ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか? 生命科学のテクノロジーによって生まれうる未来
- 作者: 高橋祥子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近、科学の力がスゴイなと驚かされることが多くなった気がする。IPS細胞にはじまり、科学によって不可能が可能へ向かっていく場面が増えた。私たちは、科学の力によって便利さを手にいれ、より創造的な未来へ近づくことができるのだ。
宇宙とは無限に感じられ、不思議な空間であり、人を惹きつける魅力が詰まっている。宇宙のマクロコスモスに対し、人間はミクロコスモスと例えられる。宇宙にも負けず、人間も解明されていない部分は少なくない。そんな未知な部分を解き明かそうとしていく一人が、著者である高橋祥子である。彼女は、A T G C のアルファベットに並んだ記号で作られるゲノム解析によるテクノロジーで未来を創ろうとしている。
ゲノムというのは、ひとり一人の外見や体質のわずかな違いを生み出す情報である。遺伝子解析に関するテクノロジーを追求すべく、彼女は、大学で研究するよりもさらにスピーディに取り組むために会社を作った。それがジーンクエストである。自分は遺伝によってどんな病気になりやすいか、どういう体質なのか知ることでライフクオリティーを高めることで世の中へ繋げることを目標に頑張っているようだ。
テクノロジーの進化によって、我々はより快適に生活することができることは間違いないだろう。これから、よりテクノロジーの進化によってSFの世界が現実になるのが当たり前となっていくだろう。そんなSF世界が当たり前となる第一段階として、この本を読み、他に優れた技術に興味をもって面白い世界を作る一員となって欲しいと思うし、自分もそうなりたい。
それでは。はい、さよならー。
鑑識力
- 作者: 大塚一樹
- 出版社/メーカー: ソル・メディア
- 発売日: 2016/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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鑑識力という文字を見ると、科捜研?と連想するのは私だけだろうか。この本はついついジャケ買いしてしまった。デザインだけでなく、サッカーに関わる選手から監督、アナリスト、経営者の視点からサッカーを知ることができる。
サッカーといえば、テレビ中継で上から俯瞰で見るのが当たり前である。しかし、実際のピッチで闘う選手達は、平面的に視野をとらえているのでなかなか鳥の目のように見ることは難しい。なかには、まるで上からみたかのようにスペースをうまく使う選手もいる、その1人が本書に登場する中村憲剛選手だ。中村選手は、選手間のイメージを共有することでハッとするプレーを可能としているようだ。
そんな選手たちをよりクリアで迷いなくプレーする戦略面で支えている1人が、パフォーマンス・ゲーム分析アナリストである。本書では、オランダの名門クラブのアヤックスに所属する白井裕之アナリストだ。白井さんが大切にしているのが、「客観」だ。客観的に物事をよくみろと言われるが、現実には主観が大きく影響してくる。細かいフィルターを何枚も通すことで主観を一つずつ排除し、正しい方向へ導くのがアナリストの役目なのだ。
他にも独自の考えをもつ人たちが紹介されているが、やはり本書を手にとってサッカーの多面的な視点を感じとって欲しい。サッカー好きな人だけでなく、ロシアワールドカップの真っ只中で少しでもサッカーに興味をもった人にも読んでもらいたい。
それでは。はい、さよはらー。
AI時代の子育て戦略
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/06/06
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またまたきました、成毛さんの本。AI時代の子育て戦略。ホットワードなAIではあるが、果たしてAIは人間にとってどんな存在となるか不安な人は多い。私は、AIこそ豊かな人生を送るパートナーだと何回か言ってきたが、説得力ある成毛さんの考えを紹介していく。
ナンバーワンにならなくてもいい〜、もともと特別なオンリーワン。いまや解散したSMAPさんが歌っていたワンフレーズ。この詞の通り、他人とかぶらないオンリーワンなものを掛け合わせをなるべく多く持つ者こそAI時代を生き抜くことができると著者はいう。つまり、マニアをめざすことがAIへ対抗できる手段であると。
好きこそ物の上手なれという通り、打算抜きで没頭できることを見つけることが第一歩となる。重度な中毒性をもつ大好物を貪り続けることで個性を獲得し、生きていくことでストレスフリーな人生を謳歌することがAI社会で楽しく生きる方法である。
無難ではなく、極端を意識して自分の代名詞みたいなものを探し出してみて下さい。
はい、さよならー。
屋久島行ってからの宮崎、都井岬へ
まさか屋久島超えとは…。
開放感はんぱないに尽きる。。。
日本にこんなとこあんのかよ、って思わされ
て鳥肌やばかったです。
ここでは、野生の馬を間近に見ることができ、迫力を感じとることができます。
もちろん、うんこまぁまぁ落ちてますけど全然臭くなくて、やっぱ自然すげーなって感じました。
時間的に高千穂へ行けなかったんで期待して
今度は別の宮崎の自然を見てきたいです!
はい、さよならー。
棋士という生き方
- 作者: 石田和雄
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2018/05/10
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屈託のない笑顔と自由さが人気であるひふみん、加藤一二三さん。破竹の勢い昇段中の藤井七段の影響もあり将棋が注目を浴びている。将棋といえば、羽生善治といったイメージだったが、ニコニコ生放送などにより将棋の捉え方に多様性が生まれた。
本書は、一般的な棋士という姿から深掘りした内容となっている。まず最初に、棋士になるには、東西にある新進棋士奨励会に入らなければならない。ただ、奨励会に入ったからといってプロになれるわけでもない。26歳までに四段に昇格しなければ道は断たれてしまう厳し世界だ。
はい、さよならー。
仕事も人生も娯楽でいい
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2018/05/24
- メディア: 新書
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私もまだまだ社畜の奴隷として働いてる。前までは、特にやることもないしとりあえず会社に所属して働くことにしていた。しかし、最近、特に強く感じるのがこのままじゃもっと人生楽しめないと感じる日々。ホリエモンも常に動かないことがリスクだと言い続けている。そのリスクを肌身で感じはじめた私は、多様性ある生き方をすることへシフトし始めようと今している次第だ。
私の近況はともかく、この本はざっくり言うとホリエモンの発言や考えを今っぽくまとめたモノである。だが、その内容が新しく感じるのは、時代であり、日本という国が遅れている現状であるともいえる。巷では、いかにAIに対抗するかを考えているといいながら、時代と逆行することもしばしばみられる。もはやAIと共存し、より人間らしく欲深く生きていくべき世界が待っているというのに。
本のタイトルで、私が印象的かつ共感したのは、70億以上の宇宙と交わるワクワク感である。ネットという繋がりを通じて面白い人と出会えることができる。これからは、いま以上に繋がりを通して面白さが共有されるはずだ。だからこそ本のタイトルのように遊びまくった者こそ豊かに生きれる未来。そんな未来を生きるモットーがつまったこの本を読み、遊び=幸せが当たり前となる世界を十分に楽しんで欲しい
それでは。はい、さよならー。